縁があり隣人と共同で400坪を購入。我が家はそのうち240坪を所有。
建物の筐体を支える基礎は重要。
寒冷地では凍結深度を考慮して基礎の深さを決めます。
またコンクリートは発熱、排水を伴う化学反応ですので打設の季節を問うかもしれません。
家に使った丸太は樹齢70-85年の天竜杉を新月の日に伐採、さらに3か月山の中で葉枯らしさせたこだわりの材。 <新月伐採の天竜杉>
さぞかし高いと思いきや現在では十分に手が届く値段なんですね。
工務店はJR甲斐大泉駅の北にある(有)アシストさん。
大工さんは皆ログビルダー、大変素晴らしい仕事をして頂きました。
我が屋はポストビーム工法。
在来工法の柱だけが巨大な丸太と解釈していただければと思います。
北海道育ちの私は雪を考慮して屋根はトタン屋根としました。本州の方は瓦を好まれますが必ずしも雪には有利とは言えません。
またログハウスなどはアスファルトシングルが多く使われていますが、凍り付きや寿命に問題がありますね。
トタン屋根は気持ち良いほど軽快に雪が落ちます(笑)
大工さんが毎日暗くなるまで頑張ってくれました。この筐体ですので地震でも全く心配はありません。
家の中心を支える丸太は直径40cm弱。断熱材はグラスウールでは無く天然素材の羊毛です。
リビングの壁は明るさを考慮して漆喰塗りにしました。カウンターを作り付けでお願いしましたが、ここで食事をすることはありませんでした(涙)
外壁は下半分は杉材、上半分は漆喰塗りにしました。軒先が1m近くと通常より長いのがミソです。
ガラス窓は全てペアガラス。さらに不活性ガスが入っているテラスの窓は冬場でも結露しない優れものです。
冬は暖房を使うためどうしても空気が乾きますが、我が家は思いのほか空気が乾きません。
これは内装(木と漆喰)が呼吸(湿度を保ってくれている)している証拠だと思います。
八ヶ岳での私の生活が「やまなし暮らし支援ガイド JOYFUL」に紹介されています。
ご覧いたただければと思います・・・こちら